保証人となる前に

保証人になってくれという依頼は断りにくいものです。何故断りにくいかはいくつかの理由があります。

 保証人を頼んでくる人の多くは、兄弟や親戚などの身内又は知人です。よって、情が絡むので断りにくく感じます。全くの赤の他人や単なる顔見知り程度であれば簡単に断ることができます。何故なら、例え断ったとしてもその後気まずい思いをすることもないからです。当然、以前の恩義などもないからです。

 保証人となる際には、特別の出費や損がないからです。保証契約書などに署名して押印するだけで簡単です。場合によっては、印鑑登録証明書を付けますが、その場での手出しはなく、安易になりやすいです。つまり、面と向かって断ることができにくくなっています。もし保証人となるには、その場で50万円保証人の出費が必要であれば、誰も保証人などにはなるはずがありません。

 以前保証人自身が借金をする際に保証人になってもらった人が今回借り入れをするときには、保証人を断ることは至難の業です。お互いに保証人になることを相保証と呼びますが、将来ずるずると保証関係が続きやすいです。

 では、どのように言えば、断りにくい保証人を断ることができるでしょうか。

断るための口実、文句

口実その

「僕は保証人はこりごりだよ。今も保証被りの分を毎月5万円払っている。あとまだ5年は掛かりそうだ。君のことだから、間違いないとは思うんだが、申し訳ない。ほかの人を見つけてくれ」

口実その

「家に帰って嫁さんと相談したら、ダメと言われたよ。どうしても保証人になるなら、離婚するとまで言うんだ。僕は嫁さんに頭が上がらんのだよ」

口実その

「知り合いに弁護士がいるんだが、ついでに相談してみたら、保証人は絶対やめとけと言っていた」

口実その

「先祖代々の家訓として、保証人なるべからずというのがあるんだ。江戸時代に保証人になって返すのに三代掛かったそうだ」

口実その

「「Yahoo!」に「保証人の掟」というホームページが載っていたので読んでみたよ。「保証人の悪夢」という事例が書いてあったが、僕も怖くなったよ。とても保証人にはなれない。君も読んでみるといい」

>>> どうしても断りきれない場合